ギックリ腰について
正式名称を急性腰痛症と言うギックリ腰は、一体どのようなことが原因となって生じるのでしょうか。ギックリ腰になった経験のある人なら幾分理解しやすい点ですが、原因には色々なことが関係していると言われています。
例えば、体を急に捻った時、膝を曲げずに立ったままの姿勢で重い物を持ち上げようとした時、また仰向けで寝ている状態から体を勢いよく起こした時などに発症することがあります。
このような何気ない動作により引き起されることが多いギックリ腰ですが、根本的な原因は背中に付いている筋肉や筋膜が損傷することにあると言えるでしょう。
心理的なストレスも原因のひとつ
特に重い物を持ち上げようとして、腰に力が入らず座り込んでしまうような場合は、肉離れが生じている可能性が高いと言われているため、決して無理をせず安静にしている必要があります。
これらの原因に加えて、ギックリ腰を含む腰痛には心理的なストレスも原因になっていると考えられています。例えば、家庭や職場の人間関係から来るストレス、またはまたギックリ腰になるのではないかといった不安がストレスになることさえあると言われているのです。
筋肉疲労の回復が間に合わずにギックリ腰に
もちろん全ての人がギックリ腰になるわけではありませんが、場合によっては普段から体を鍛えている人や若い人でもギックリ腰になることがあると言われています。
その原因は、自分では気づかないうちに筋肉が緊張していたり疲労が溜まっていたりすることにあると言えるでしょう。一般に筋肉疲労は誰にでも起こっており、適切な運動や睡眠、ふさわしい栄養の摂取などにより筋肉疲労は回復しているのです。
ところが激しい運動によって負荷がかかったり、場合によっては悪い姿勢が続いて腰に負荷がかかったりすると、筋肉疲労を回復させるのについて行けずある時ギックリ腰を発症してしまうというわけです。
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