五十肩について
年齢がある程度進むと、様々な部分が痛くなるのですが特に多く痛むのは肩の部分の関節です。これは肩の部分にある関節を覆っている膜やじん帯が柔軟性を失うことが大きな原因になっています。
五十肩の場合、ある日突然起こるのが特徴で、特に腕を動かしたときに肩が痛くなり、しばらくすると腕を上げることはできても下げることができにくくなります。
両肩に起こることはまれで、どちらかと言えば片方のみに起こる症状であり、時に眠れないほど傷んでしまうことも多いです。
対応によっては治るのが遅くなることも
あまりにも痛みがある場合は、五十肩が進行してしまい肩関節に炎症が起きてしまっている可能性があるのですが、急激な痛み自体は数日間で治まることが多いです。
この痛みが治まってくるとズキズキとした痛みから慢性的な痛みと変化をし、さらに肩を動かすのが難しくなります。
このような状態を拘縮といい、痛いからといってさらに肩の筋肉を動かさないでいると、組織同士が癒着を起こし動かなくなってしまい治るのがおそくなってしまうのです。
五十肩のトレーニング方法
肩の場合、痛みがあるときは動かさなほうが良い病もあるのですが、五十肩の場合はそのままにしておくのはよくないため、急性期である激しい痛みが治まったら、動かせる範囲で動かすことが大切になるのです。
ある程度痛みが治まった場合、振り子運動を行うと良いでしょう。痛くない方の手は机にもたれかかり、少し重いものを五十肩が起こっている方の手で持って、ぶらぶらと前後左右に振っていきます。
500mlのペットボトルの重さがちょうどよく、ある程度重い物の方が肩のまわりの腱が伸びるので楽に感じることができます。そして寝る時の姿勢にも気を配りましょう。いつも同じ方で寝ていると痛みの原因にもなります。
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